中小企業の事業承継は”事業=ビジネスの承継”が重要

 


おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京下北沢の中小企業のコンサルティング、埼玉県久喜市の中小企業のコンサルティングをします。

今日は中小企業の事業承継は”事業=ビジネスの承継”が重要についてです。日本の中小企業の課題は事業承継を確実に行うことです。大企業はオーナーではない勤務社長が多いため、社長が高齢となった場合、次の若手に社長を譲れば代表取締役の承継は実現できます。

しかし中小企業はオーナー(株主)が社長を務めるため、簡単には若手に承継することはできません。

最近では各地で事業承継セミナーが開催されていますが、財務的な説明を税理士等が行うことが多いため、事業承継=財務や資本の問題と考えてしまう中小企業経営者もいることでしょう。

しかし、経営組織(資本)の承継ではなく、事業=ビジネスの承継こそが重要なのです。中小企業診断士として毎日中小企業の現場を訪問していますが、最近では現社長と後継予定者の2名に対して助言することが増えました。話題は資本の承継ではなく、事業=ビジネスの引継ぎです。

現在の会社の状況と後継者の特性を把握して、うまく事業=ビジネスを引き継ぎできればベストです。


・事業=ビジネス承継と、資本の承継は異なるもの

【関連講演】
2018年6月11日に講演「創業者のためのお客様を引き寄せる販路開拓セミナー」を愛知県岡崎商工会議所平成30年度創業支援講座で行います。

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