おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京下北沢の中小企業のコンサルティング、東京国分寺市の中小企業のコンサルティング、東京昭島市の製造業のコンサルティングをします。
今日は新規事業は組織スラックを生み出すについてです。
スラック/slackは組織内に存在する余剰資源のことです。チームコミュニケーションツールのSlackが有名になる前から経営学では一般的に使用されている言葉です。
新規事業は成功か失敗かの結果に帰結します。成功すれば利益を生み出し、失敗すれば損失を生み出します。これは会計的な見方です。
経営は会計面からだけ見るものではありません。マーケティング面や組織運営面からも成功や失敗を考えるものです。
会計的に成功であっても失敗であっても、新しいことに挑戦することで、組織内に以下のような効果が生じます。これをスラックとして認識することで、従来事業や他の事業の進捗につなげるのです。
・過去の成功事例からではなく、市場のチャンスから発想する雰囲気が生まれる
・新しい取引先ができる
・新しい企業イメージができる
・新しい人材が採用エントリーしてくる
中小企業経営者の皆様、御社のその新規事業はどのようなスラックをもたらしていますか?活かしましょう、そのスラックを。
【関連講演】
2018年9月13日に講演「中小企業のIT・IoT活用方法」を多摩支社異業種交流グループ WEB多摩21で行います。