中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都墨田区の中小企業のコンサルティング、東京都東久留米市の製造業のコンサルティング、寒川町商工会で講演「物価高騰の今こそ付加価値訴求型のウェブ活用を!」を行います。
▲神奈川県寒川でのウェブ活用講演です
今日は本日の講演に関連してなぜ価格を上げると業績が向上するのかについてです。
【なぜ価格を上げると業績が向上するのか】作成 中小企業診断士 竹内幸次
・伝統的な経済学では需要と供給の関係を説明する際には、価格を上げれば需要数量は減ると説明する。
・需要数量は売り手の売上高に直結はしない。売上高は数量×単価なので、この単価(価格)が上がれば、数量が多少減ったとしても売上は増える。
・物価高になってからは、従来とは異なる企業収益の状況が見られる。それは価格帯を上げた飲食店や衣料品を販売する小売店が増収し、価格を据え置いたり値引き販売した企業の利益が減ったりしている。
・価格を上げて業績が向上する理由は、顧客から信頼を得ているからだと思われる。資源や人件費等の物価が上昇しているのだから販売価格を上げる判断は、企業を継続するためには必要なことをしていると顧客が理解し、企業が今後も存在する(無理して値上げしないと倒産するかもしれないと思われない)と思うからだと思われる。
・価格を下げて顧客から支持されることもあるが、仕入業者からも従業員からも金融機関からも、「こんなに利幅が薄い経営をしていて、この店、大丈夫か…」等と不安に思われてしまうこともあると思う。
・伝統的な経済学では需要と供給の関係を説明する際には、価格を上げれば需要数量は減ると説明する。
・需要数量は売り手の売上高に直結はしない。売上高は数量×単価なので、この単価(価格)が上がれば、数量が多少減ったとしても売上は増える。
・物価高になってからは、従来とは異なる企業収益の状況が見られる。それは価格帯を上げた飲食店や衣料品を販売する小売店が増収し、価格を据え置いたり値引き販売した企業の利益が減ったりしている。
・価格を上げて業績が向上する理由は、顧客から信頼を得ているからだと思われる。資源や人件費等の物価が上昇しているのだから販売価格を上げる判断は、企業を継続するためには必要なことをしていると顧客が理解し、企業が今後も存在する(無理して値上げしないと倒産するかもしれないと思われない)と思うからだと思われる。
・価格を下げて顧客から支持されることもあるが、仕入業者からも従業員からも金融機関からも、「こんなに利幅が薄い経営をしていて、この店、大丈夫か…」等と不安に思われてしまうこともあると思う。
スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。
2023年2月27日に講演「収益につながるネット活用・SNS活用術」を東京都中小企業振興公社東京都伝統工芸品産業振興事業後継者育成支援事業セミナーで行います。
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執筆 経営コンサルティング 株式会社スプラム 竹内幸次 中小企業診断士