研修で成長する大企業、実践で成長する中小企業

日経クロステックActiveに掲載

「2700社以上の企業経営をコンサルしたプロが語る コロナ禍の乗り切り方」

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中小企業診断士の竹内幸次です。今日は研修で成長する大企業、実践で成長する中小企業についてです。

【研修で成長する大企業、実践で成長する中小企業】作成 中小企業診断士 竹内幸次

・先日、上場企業の社内勉強会に講師として招かれ講演した。上場企業であるが、中小企業診断士から中小企業のデジタル活用について話が聞きたいとのこと。
・私も中小企業診断士として独立する前は一部上場企業に勤務していた。従業員の成長の手法の観点から大企業と中小企業では大きく異なると改めて感じた。
・大企業は外部講師を招いた研修が多く、この研修から新しい知識を得て成長していく。中小企業は外部講師を招くことよりも、毎日の仕事の中から上司や先輩からOJTのように知識を得ていく。
・大企業は幅広い知識を得るが、必ずしも実践しない。中小企業は幅広い知識を研修から得ることは少ないが、顧客と接したり、実際にブログを書いたりのように実践して技術やノウハウを得ていく。
・大企業の従業員が網羅的に幅広い知識を持つが、中小企業は文字にはできにくい実体験を積むことができる。
・私が中小企業が好きな理由は、この机の上で得た知識ではなく、実践から得た本当の知識に貢献できているからかもしれない。


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2023年7月6日に講演「従業員のエンゲージメントを高めるパーパス経営」を新潟県商工会連合会で行います。