中小企業診断士の竹内幸次です。今日は国が行う中小企業向け補助金事業の審査業務を行います。
今日はなぜ類似した補助金申請は印象が悪いのかについてです。
中小企業向けの補助金や助成金は手続きが多く、実際に補助金が支給されるまでは想定以上の業務がある。こんな面倒なことがあるなら補助金を辞退したいと感じる中小企業もとても多い。
しかし基本的に補助金は我々中小企業にはありがたいもの。中小企業省力化投資補助金やIT導入補助金、小規模事業者持続化補助金等の代表的な補助金申請は前向きに検討したい。
多くの申請がある中で、同じ業界で似たような内容の申請書が散見されることがあり、ニュースになることもある。補助金や助成金は基本的に申請者である中小企業者が作成するものだが、上記のような面倒な手続きがあったり、申請書水準が上昇しているため、専門家に依頼して計画書(申請書)を書いてもらわないと採択されないと感じるからだ。
1人(1社)が複数の中小企業の補助金申請書を執筆代行すれば、当然ながら事業計画や申請書の内容が似てくる。似ている申請書があると、採点や審査をする側からすると印象が悪くなる。
似た申請書の印象が悪くなる理由を考えてみた。
・申請企業の実情を考慮していないように見える。
・補助金が申請者だけでなく、代行業者に流れる場合があり、誰のための補助金制度かと感じる。
・そもそも中小企業は個性、差別化によって利益が生れる主体であるのに、表面的な成功事例を取り入れるだけの申請者のように感じてしまう。
あくまで印象が悪くなるのであって、採点審査する側は内容をしっかりと理解して適正に採点するものだが、この印象が悪くなることは理解しておきたい。
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執筆 経営コンサルティング 株式会社スプラム 竹内幸次 中小企業診断士
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