足立美術館が庭園日本一である理由


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都世田谷区の中小企業のコンサルティング、東京都新宿区の中小企業のコンサルティングをします。

今日は足立美術館が庭園日本一である理由についてです。

【足立美術館が庭園日本一である理由】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、島根県の足立美術館を視察した。横山大観や北大路魯山人の作品も素晴らしいが、今回の視察の目的はプロの仕事をこの目で確かめること。2003年から21年間庭園日本一を続けており、その庭園管理について視察した。

視察した日は雨天だった。これは残念ではなく、むしろ庭園に彩りを与えていた。新緑も庭石も枯山水もいきいきと色を発し、赤松の水滴からも庭師の摘み落し技術を感じた。

庭園外の景色をも景観の一部に取り入れる借景、庭園内の起伏、垂直と丸み、荒々しさを高い品格で表現する技法、窓や樹木の囲みで空間を魅せるフレーミング配慮等、すべてが素晴らしかった。

圧巻は人工の滝まで作ったこと。横山大観の作品を模して庭園外の山に「亀鶴の滝」を作った。

やはり経営は、専門特化して、類ないこだわりを事業化して、幅広い地域から顧客を集める専門差別化戦略が成果を出すものだと実感した。


▲有名な窓枠を額縁のようにした風景。これ自体が作品のよう


▲2003年から21年間も庭園日本一の継続している


▲赤松の摘み落としもされている


▲横山大観の作品を模して作った滝


▲この景色の右上に人工の滝が見える


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