比較に意味がないと思わせるほどの差別化を


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は比較に意味がないと思わせるほどの差別化をについてです。

【比較に意味がないと思わせるほどの差別化を】作成 中小企業診断士 竹内幸次

円安による物価高が続いており、消費者は類似商品との比較や、従来価格との比較等、比較購買を強めている。

一方で京都や浅草、箱根等の世界的に有名な観光地を訪れる外国人旅行者は十分な情報を持っていないことが多く、比較という行為はあまりしていない。いわば、目の前に提示された食べ物や物品の価格をそのまま受け入れて高い満足も感じている。

唯一無二の商品、唯一無二のお店。個性あるメニュー、差別化されたサービス。購入者は事前にネットで比較してから購入する時代だが、比較することができない、比較する気持ちにならない、比較することに意味がない商売を目指そう。

そのためには、地元の同業者の事例よりも、他地域の異業種の事例に触れよう。他社の差別化成功要因を自社に応用すること。この応用する知恵が差別化、つまり収益の源だと感じる。


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