「今治のホコリ」の話題性と商品力


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は静岡県伊東市のサービス業のコンサルティング、横浜市の製造業のコンサルティングをします。

今日は「今治のホコリ」の話題性と商品力についてです。

【「今治のホコリ」の話題性と商品力】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、山梨県の「SDGsまなび館」(https://sdgs-manabikan.jp/)を訪問した。2024年3月にオープンした新しい施設。入場料を支払って施設に入ると、SDGsについてパネルや映像、そして体験として学ぶことができる。

展示品でもあり、また、グッズ販売店でも売られている商品の1つに「今治のホコリ」があった。これは愛媛県今治市の染色メーカーが生産過程で発生するホコリをキャンプ等で火をおこす際の着火剤として商品化したもの。エコやSDGsの観点から2023年に大きな話題となった。

「今治のホコリ」は着火性という機能性のみならず、染色ゆえの色の美しさ、芸術作品のようなパッケージ模様がお洒落に感じることもヒットの要因。

SDGsや社会貢献をビジネスに取り入れる際には、理念だけでは成り立たない。顧客の使用価値がなければ根付かない。

「SDGsまなび館」で色々なことを感じました。


▲話題になった「今治のホコリ」。まさに埃をキャンプの着火剤にした


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年7月17日に中小企業講演「中小企業の実践Webマーケティング2024~進化するSEO、SNS、AIで高収益経営へ」を多摩信用金庫/TAMA Big Advanceで行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「SDGs」をテーマにした企業ブログ記事一覧