計画と見込みの違いを理解しよう


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都杉並区の飲食店のコンサルティングをします。

今日は計画と見込みの違いを理解しようについてです。

【計画と見込みの違いを理解しよう】作成 中小企業診断士 竹内幸次

「2024年の年間売上計画を教えてください」と質問すると、かなり詳細な金額が提示された。緻密に計画を作ったのかと思ったのですが、確認してみると、提示された金額は計画ではなく、1月以降の実績売上高を合計して、年換算した数値だった。

つまり、計画に経営者の希望や覚悟や頑張りが表現されていない。1月からの経営状況が芳しくないために下半期に販売促進活動等を改善するのに、1月からの売上高をそのまま下期に反映させてしまう。これは計画ではなく、見込みに過ぎない。

見込みは客観的に自社の状況を予想すること。計画は企てのことであり、主観的な目標であり、野心的なものである。

中小企業経営者の皆様、御社の従業員は計画と見込みの違いを理解していますか?計画がないから、単なる見込みを計画と呼んでいるだけではないですか?


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2024年7月22日に中小企業講演「未来を拓く経営革新~めざせ!未来の優良企業~」をぐんぎん経営倶楽部/群馬銀行で行います。

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