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生成AIをどう使えば分からないという経営者の皆様


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は生成AIをどう使えば分からないという経営者の皆様についてです。

【生成AIをどう使えば分からないという経営者の皆様】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、金融機関が主催する経営者向け講演会で生成AI活用について説明した。中小企業の社長の平均年齢は60歳代であるが、この日の聴講して下さった社長も60代から70代が多かった。

講演後に、生成AIをどう使うか、について質問があった。データを示して統計的情報や事例も説明しているが、やはり他地域や業種が異なること、規模が異なること、そして経営方針が異なるためか、参考にはなるが納得するような使い方はイメージできないようだった。

結論を言えば、中小企業は生成AIをこう使おうというのは、講演やセミナーでは言うことができるものの、やはり個別の中小企業の状況によって、生成AIの使い方はまったく異なる。つまり講演で概要を理解したら、その後は経営コンサルティングも活用しながら、自分の会社にとっての活用法を考えることが必要となる。

生成AIの経営活用の着眼点は、まずは自社のパーパスやビジョンのような、目指す経営の状態。それを実現するために、現在の自社ではできていないことを生成AIで創造したり、効率化したりしよう。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年7月23日に中小企業講演「価格転嫁の進め方と交渉のポイント」を横浜商工会議所で行います。

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