市場が縮小する時の経営的判断


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市のサービス業のコンサルティング、東京都調布市のサービス業のコンサルティング、新潟県の中小企業のコンサルティングをします。

今日は市場が縮小する時の経営的判断についてです。

【市場が縮小する時の経営的判断】作成 中小企業診断士 竹内幸次

人口が減る、電車が廃線となる、ブームが去った、海外勢に負けている等、従来の市場が縮小することで、自社の収益も下がってきた時に、経営者としてどのように判断するべきか。

1.撤退する
撤退は成長戦略の1つのなで、撤退によって生じる経営資源(人やものや資金や時間等)を成長市場にソフトさせる。勇気がいるが、このような”捨てて創る”のは時代適合である経営の基本である。

2.残存利益を得る
撤退する同業者の顧客の受け皿になる。収益が厳しいものの経営管理業務が2社別々に行っていることから1社で行うことになることの効率性、製造や厨房の一本化による効率性、販促活動の効率性によって利益を捻出する。

上記いずれも経営革新になる。もっとも悪いのは何も考えず、何も行動を起こさないこと。変化対応が面倒だと感じた時、経営者としての卒業の時かもしれない。


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