バースイヤーウォッチ市場の魅力


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都中央区の小売店のコンサルティング、東京都中央区の中小企業のコンサルティングをします。

今日はバースイヤーウォッチ市場の魅力についてです。

【バースイヤーウォッチ市場の魅力】作成 中小企業診断士 竹内幸次

自分が生まれた年に製造された時計のことをバースイヤーウォッチという。ヴィンテージ(ビンテージ)市場は、家具、アクセサリー、洋服、車等、各分野にあるが、ヴィンテージ腕時計もかなりの商品が販売されている。まさにヴィンテージ市場だ。

先日、私のバースイヤーウォッチを探したところ、誕生月まで同じで、かつ日本の精工舎諏訪工場で製造された時計が見つかった。「Seiko Crown」だ。手巻き式で防水でもない。当時の平均月収のことを考えると、おそらく当時30歳前後の人が買ったのだろう。

この時計がどのような人の腕に付けられて、どのようなシーンを彩り、喜び、磨かれ、傷ついたのか。自分と同じ年月を生きているヴィンテージ時計は見るだけで愛着が湧いてくる。

性能や機能やデザインではなく、その商品やサービスに意味やストーリーを感じた時、価格以上の価値が生まれる。ある人には単なる古い時計だが、ある人にとっては高い価値を見出す。

バースイヤーウォッチを展開して、「バースイヤー○○」は今後も一定の市場規模を維持することだろう。


▲バースイヤーウォッチとしてのSeiko Crown


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