メイン事業成功のための導入事業の展開


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都新宿区のサービス業のコンサルティング、東京都調布市のサービス業のコンサルティングをします。

今日はメイン事業成功のための導入事業の展開についてです。

【メイン事業成功のための導入事業の展開】作成 中小企業診断士 竹内幸次

A事業を行うために起業してもなかなか収益があがらないことが多い。机上論の事業計画と実際の市場反応が異なるためだ。

収益が上がらなければ企業存続も難しくなる。資金面のみならず経営者のマインドが滅入ってしまい、負のスパイラルに陥り、本来の起業目的と忘れて、収益があがらない理由(言訳)ばかりを見つけるようになる。

このような場合は、A事業に必要な信用や人材、技術等の経営資源を十分にするために、導入事業としてB事業を展開することも得策である。B事業はA事業ほど市場展開が難しくなく、顧客接点も多い事業であるほうが好ましい。様々な顧客と触れ合うことで経営ヒントが得られ、経営者が滅入ることも減る。収益性は低くてもいい。A事業成功のための導火線のような事業であると位置づける。

上記の発想は本来は起業前の事業プランに入れるべきだが、動いてみないと市場反応は分からないことが一般的であるため、起業時の事業プランに入れる意識を持つ創業者は少ない。

中小企業経営者の皆様、その事業が成功するための導入事業を意識していますか?


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