国家試験や検定試験の合格テクニック


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都江東区の中小企業のコンサルティング、東京都中央区の中小企業のコンサルティング、横浜市の製造業のコンサルティングをします。

今日は国家試験や検定試験の合格テクニックについてです。

【国家試験や検定試験の合格テクニック】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日ある検定試験を受験した知人がいた。基礎的な知識もあり、正確も真面目でコツコツと教科書や過去問題を解いて勉強をしたという。

しかし、結果は不合格。しかも3回受験してすべて不合格。コーチング手法を使って、何が不合格の原因なのかを本人が自覚するためのコンサルティングを行った。

本質を理解していないために応用力がない、見たことがない出題パターンだと緊張して思考が止まってしまう、最後の見直し時間を設けていない等、様々な指摘事項が見つかった。

その中で、強く助言したことが2つある。それは自分が解けない問題は他の受験者も解けないと解釈して気持ちを落ち着かせることと、第一問から順番に取り掛からず、まずは設問の全体像をつかんでから、自分が得意は設問から回答するということ。

設問間の関連性がある場合には順番に解く必要があるが、単発的な設問の場合、正答自信が高い設問から回答する。これで難問への時間を生み出すことができる。

また、ストレートに解くと考えずに、作問者はどのような回答を期待してこの問題を考えたのかなとか、この問題で判定したい能力は何なのかなのように作問者の意図を考えてから回答すると合格しやすい。正しい回答よりも、作問者が期待した通りの回答が、実は正解なのだから。

私も30年前に中小企業診断士に合格し、公開模擬試験では全国1位となったが、常に考えていたのは”知識は持つことよりも、使い方の方が遥かに重要”ということ。


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