AIが生成した文章をそのまま使うリスク


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都立川市のサービス業のコンサルティング、東京都中小企業団体中央会/令和6年度セキュリティ講習会で中小企業講演「中小企業が備えるべき情報セキュリティ対策~組織に対する情報セキュリティ10大脅威」を行います。


中小企業診断士 講演
▲東京での情報セキュリティ講演です


今日は本日の講演に関連してAIが生成した文章をそのまま使うリスクについてです。

 

【AIが生成した文章をそのまま使うリスク】作成 中小企業診断士 竹内幸次

私は全国各地で中小企業の生成AI活用に関する講演やコンサルティングを行っているが、よくある質問は「生成AIが描いた画像の著作権」についてだ。根拠を示して説明すると安心する経営者が多い。

文章や画像の著作権以外にもリスクはある。それは生成された文章を鵜呑みにするというリスク。部分的に間違っていることを理解せず、100%正しいと思い込み、その情報に基づいて経営判断してしまうリスク。この判断ミスが経営者によるミスであった場合には経営損害は大きい。

「生成AIが間違った回答をすることがある」と認識するためには、例えば、自治体の首長の名前を質問してみるとよい。その生成AIが学習した情報が古かったり、似通った自治体名と混同してしまったりすることがある。

経営に当てはめれば、古い情報を生成してしまったり、似た技術名と混同してしまうことになる。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年9月19日に中小企業講演「中小企業のための生成AI入門~テキスト生成、画像生成等の活用で経営革新しよう」を興産信用金庫/興産若手経営者で行います。

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ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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