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SNS集客の投資効率を考える


中小企業診断士の竹内幸次です。今日はSNS集客の投資効率を考えるについてです。

【SNS集客の投資効率を考える】作成 中小企業診断士 竹内幸次

芸能人のなりすましアカウント問題や詐欺誘導等のニュースに触れ、SNSの運用を考えてしまう中小企業経営者もいる。

とくに日本人は性善説に基づいて行動する傾向が強いため、世界からすれば日本人は騙しやすい国民と思われているのかもしれない。

また、SNS運営にどれほどの経営リソース(人や時間や費用)を投じるべきなのかを考える時期にあるように感じる。自社の受注単価や利益率、波及効果等をよく考えて、SNS運用にどれほどの経営資源を投入するべきか。

安い価格帯の商売でも継続する可能性が高い商売ならコストを掛ける価値はあるし、単価が高い商売ならSNSに広告を出しても採算は合う。

しかし、そうではない商売の場合、社長が毎日1時間掛けて各種SNSの運営をした場合、その1時間のコストは3,000円前後になる(例:年収800万円÷年間労働時間2,500時間=3,200円)。これを30日続ければ、月額9万円の費用を投じていることになる。

SNSを社長の息抜きではなく、経営効果を期待して運営する場合、その投資効率を見極める時期にあるように感じる。


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