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特定のSNSにはまり込む経営リスク


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都江戸川区のサービス業のコンサルティング、東京都目黒区の小売店のコンサルティングをします。

今日は特定のSNSにはまり込む経営リスクについてです。

【特定のSNSにはまり込む経営リスク】作成 中小企業診断士 竹内幸次

テレビや新聞ではなく、YouTubeやTikTok、X(旧Twitter)、インスタグラム等のメディアやSNSから得る情報は多い。マスコミ情報と比べると、リアル感があり、なんとなく真実のように感じる。

SNSではテレビや新聞のようなマスコミでは取り上げない情報も得ることができるため、自分が得た情報が正しく、テレビを見ている人が間違った報道を鵜呑みにいしてると感じるようになってしまうこともある。

しかし、SNSは真実の情報を提供するサービスではなく、あくまで民間が行う営利活動であるため、その人が興味を持つ情報を次々と表示して、興味がない情報や反対意見の情報が目に入らなくなるメディアである。興味を持てば長時間SNSに留まり広告閲覧の機会が増え、SNS運営会社の収益になる。

この構造はマスメディアでも同じであるが、テレビや新聞は自分が興味がない情報や反対意見の情報も報じられるため、特定の価値観が形成されることはSNSよりは少ない。全方位型の多様な情報に触れることができるのがテレビや新聞だ。自分にとって興味がなかったり、反対意見であっても、「こういう価値観や見方もあるのか」と参考になることも多い。

中小企業経営者の皆様、御社では特定のSNSからのみ情報を得て価値観を形成している従業員はいませんか?SNSの仕組みを理解して、入手する情報のバランスを考慮するようにしましょう。


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