インバウンド消費動向調査にみる消費傾向


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都新宿区のサービス業のコンサルティング、東京都練馬区の中小企業のコンサルティングをします。

今日はインバウンド消費動向調査にみる消費傾向についてです。

【インバウンド消費動向調査にみる消費傾向】作成 中小企業診断士 竹内幸次

観光庁の訪日外国人消費動向調査の名称がインバウンド消費動向調査に変更され、最新版(2024年7-9月)の結果が2024年10月16日に公開されました。

訪日外国人1人あたりの旅行支出(観光・レジャー目的)を見ると、総平均額は217,883円で前年同期比で10.7%も伸びました。内訳でもっとも金額が大きい支出が宿泊費。1人平均73,125円(平均泊数7.1日)を宿泊代に消費しています。

また、もっとも宿泊費用を使っているのがイタリアで177,386円(平均泊数12.7日)でした。ちなみに、飲食費をもっとも使っているのもイタリアで、101,587円(同)でした。イタリアからの旅行者は平均泊数が比較的に長いことも要因の1つです。

また、買物代にもっとも消費するのが中国。平均が63,614円ですが、中国からの旅行者は101,712円も買物をします。

中小企業経営者の皆様、インバウンド消費動向調査をぜひご覧ください!


▲インバウンド消費動向調査(旧訪日外国人消費動向調査)


▲国籍・地域別にみる一般客1人当たり費目別旅行支出

参考:インバウンド消費動向調査(2024年7-9月)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001767309.pdf


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