「マーケティング」の意味を誤解している人


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都世田谷区の中小企業のコンサルティング、日本大学生産工学部で講演「ECマーケティング~PC、スマホで電子商取引を成功させる経営マーケティング知識」を行います。


中小企業診断士 講演
▲日本大学でのECマーケティング講演です


今日は本日の講演に関連して「マーケティング」の意味を誤解している人についてです。

【「マーケティング」の意味を誤解している人】作成 中小企業診断士 竹内幸次

先日、マーケティングをテーマにした講演の打ち合わせをしている時、思ったような話題の展開にならないなと思ったら、その方は「マーケティング」の意味を誤解していた。

どうやらマーケティングのことを商圏調査や市場調査、顧客分析のことと理解しているようだった。このような誤解はある程度年齢が上の人に多い。

正しくは「マーケティング」は「顧客ニーズを的確につかんで製品計画を立て、最も有利な販売経路を選ぶとともに、販売促進努力により、需要の増加と新たな市場開発を図る企業の諸活動」と説明される(出典:デジタル大辞泉/小学館)。

ちなみにアメリカマーケティング協会/AMAの2007年の定義では「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである」と説明されている。抽象的な説明になり過ぎていてピンとこない人も多いので、上記の小学館の定義を提示した。

中小企業経営者の皆様、御社にはマーケティングの意味を誤解している人はいませんか?


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2024年11月20日に中小企業講演「生成AI経営活用」を関東ネオン業協同組合で行います

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