過剰な数値管理は不要。しかし…

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都新宿区のサービス業のコンサルティング、東京都瑞穂町の飲食店のコンサルティングをします。

今日は過剰な数値管理は不要。しかし…についてです。

【過剰な数値管理は不要。しかし…】作成 中小企業診断士 竹内幸次

一橋大学野中名誉教授が指摘するように、日本は計画づくりが過剰だ。行動のための計画、予測に過ぎない計画なのに、計画作業自体が目的かのように重きを置く。これが日本をダメにした真因の1つだと野中氏は言う。

私は上記に同意する。多くの起業や創業、中小企業経営をコンサルしてきたが、過剰な計画は逆に行動力を削ぐこともある。机上論で喜ぶタイプの経営者だ。

しかし、まったく数値計画や行動計画を作らないのも問題だ。とくにスタッフやメンバーを抱えた場合、事業主の考えを組織化するために思いを見える化するために計画は必須だ。

重要なことは、状況に合わせて計画の内容や密度、作成時間をマネジメント(管理)することだ。たとえば、計画と行動のバランス。打合せと実行のバランス。反省と未来計画のバランス。

中小企業経営者の皆様、御社では「計画」をマネジメントしていますか?


▲経営は「計画」自体のマネジメントが重要


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