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汎用的優等生の生成AIと、個性と差別化が重要な中小企業経営に接点はあるか


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都内で大手企業向け講演「生成AI経営活用法」、東京都千代田区の中小企業のコンサルティング、新潟県の中小企業のコンサルティングをします。


中小企業診断士 講演
▲東京都内のでの生成AI活用講演です


今日は本日の講演に関連して汎用的優等生の生成AIと、個性と差別化が重要な中小企業経営に接点はあるかについてです。

【汎用的優等生の生成AIと、個性と差別化が重要な中小企業経営に接点はあるか】作成 中小企業診断士 竹内幸次

ChatGPTやClaude等の生成AIを使えば使うほど、優等生的な回答に驚く。全体感があり、とくにClaudeは倫理性も制御性も高く、安心して生成された情報を取り入れることができる。

しかし、誰もが感じるように、生成AIが作る文章はつまらない。個性がない。尖がった視点やカリスマ性を感じる言い回しもない。まさに毎回60~80点という印象だ。

我々中小企業の経営は、モノマネは続かない。モノマネ経営は短期的な売上にしかならず、個性や差別化は長期的な利益を生むもの。これは私の持論。

つまり、優等生的な生成物(文章や画像等)を使って、個性ある経営や販促活動ができるのだろうか。生成AIは同じ回答はしないものの、似通った回答は行う。同じプロンプトを多くの同業者が使っているとすると、回答も大同小異であろう。

個性を重視する中小企業が生成AIを使うためには、この、個性を消さない使い方が重要だろう。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2024年12月17日に中小企業講演「人材の有効活用、補助金・助成金活用方法~事業計画発表」を久喜市商工会創業塾2024で行います。

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ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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