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Gensparkのファクトチェックで分かった弱点

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は青森県中小企業団体中央会で中小企業講演「組合事務局が使える生成AI活用術」を行います。


中小企業診断士 講演
▲青森県での中小企業組合向け生成AI活用講演です


今日は本日の講演に関連してGensparkのファクトチェックで分かった弱点についてです。

【Gensparkのファクトチェックで分かった弱点】作成 中小企業診断士 竹内幸次

AI検索やデジタルクローン等、生成AI分野は次々と新しいサービスが登場している。自社事業への浸透を試みているうちに、また次の新しい生成AIが登場する。この連続だ。

Genspark/ジェンスパークの個性はファクトチェック機能だ。「AはBである。」等の命題を指定すると、数分後にファクトチェック(真偽性の検証)をしてくれる。

Genspark/ジェンスパークを利用して多くのファクトチェックをしたが、気づいたことがある。それは「AはBである。」が真だとする根拠は、まさに「AはBである。」という情報がネット上に数多く存在するということ。「AはCである。」という情報量や質と比較したうえで、「AはBである。」このと真偽性を判断しているのではない。

我々はこの、BとCの関係を理解し、Bでなければ必ずCなのか、BであってCでもある、のか等を理解してく必要がある。

Genspark/ジェンスパークのファクトチェック機能をそのまま鵜呑みにしてしまうリスクは大きい。偽情報リスクをヘッジするためにGenspark/ジェンスパークを使うものの、そのGenspark/ジェンスパークの真偽判断を鵜呑みにしてしまうリスクがある。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「enspark/ジェンスパークのファクトチェックの注意点」記事


ChatGPTについてのテレビコメントしました。
※TVK newslink 2023.5.11放送

「企業が使うことで生産性はぐっと上がる。」「機密情報の入力はしない。」「企業ごとに活用ルールを作るべき。」

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