年末年始はインセカムに注意


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は年末年始はインセカムに注意についてです。

【年末年始はインセカムに注意】作成 中小企業診断士 竹内幸次

防犯のためにウェブカメラ(ネットワークカメラ)を事務所や倉庫、自宅等に設置している人が増えた。大昔はレコーディングした映像は事務所設定の端末でしか見ることができなかったが、最近ではインターネットを通じてどこからでもスマホで映像を見ることができる。

インターネットから見ることができるのは安心だが、一方で設定を怠ると、防犯カメラ映像が世界中に公開されてしまうことがある。設置者は自分しか見ることができないと思い込んでいる映像が、実は世界中に公開されていたとしたら怖いことである。

防犯のために付けたカメラが、逆に誘犯になってしまうこともあるだろう。「便利なものは危険も伴う」という大原則を思い出して、自分が設定したカメラの映像が世界公開されていないかどうかを確認したい。

例えば、insecam/インセカム。ここを見ると、世界中のライブ映像を見ることができる。観光地ならいいが、オフィス内や駐車場、工場内のライブ映像も見れてしまう。緯度と経度からGoogle検索すれば、場所まで特定されてしまう。

中小企業経営者の皆様、御社のその防犯カメラ映像、インセカムに公開されていませんか?


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月17日に中小企業講演「最近のインターネットの動向と中小企業の経営革新の必要性」を三鷹商工会/新年会新春講演会で行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「メッシュ型無線LAN/メッシュWi-Fiのメリット」記事