諦めの心境から、逆にやる気を出す経営

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は諦めの心境から、逆にやる気を出す経営についてです。

【諦めの心境から、逆にやる気を出す経営】作成 中小企業診断士 竹内幸次

日本経済新聞2024年12月10日記事「日本人の知力、24歳で頭打ち 『学べぬ大人』」/https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE054IG0V01C24A2000000/ にあるように、日本人はの知力が下がっている。日本人が真面目で勤勉であった時代はもはや日本昔話となった。

2025年はGDPもインドに抜かれ世界5位に落ちると予想されており、日本の競争力は38位とランクダウンが止まらない。AI競争力も9位に落ちた。日本が世界に対して存在感を持ち、多くの国民が未来に希望を持つことは暫くは期待できない。これが現実だ。

しかし。諦めの心境から逆に経営意欲が沸く。どうせ萎むのなら、もう、経済規模や成長率、各種のランキングのことは忘れて、自分がやりたい商売、一緒に居て楽しい顧客と時間を過ごすことを考えたい。

誰かが作った経済の仕組みではなく、純粋に自社の得意なこと、大切にしていることに集中しよう。

諦めの境地から経営意欲が沸く。中小企業経営者の皆様、2025年は自社の経営の原点を意識してみましょう。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。

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