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2025年 年頭挨拶・年頭訓示を生成AIに作らせるポイント


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は2025年 年頭挨拶・年頭訓示を生成AIに作らせるポイントについてです。

【2025年 年頭挨拶・年頭訓示を生成AIに作らせるポイント】作成 中小企業診断士 竹内幸次

2025(令和7)年の仕事始めは1月6日(月)とする中小企業が多いと思います。米国新大統領の就任、自国主義の散見、中国景気不安、日本政治変革必要性の増加、自分で稼ぐ意識の必要性等、2025年の中小企業経営も大きな変化に向かって徐々に確実に変化していくことでしょう。

1月6日朝には新年の挨拶や年頭訓示を社内に示す社長も多いことでしょう。2025年は生成AIを使ってあいさつ文を作ってみませんか?その際にいくつかのポイントがあります。

1.どの生成AI/LLMを使うか
信頼おける文章を作らせるなら、やはりAnthropicが提供するClaude/クロード/https://claude.ai/ を使いましょう。ChatGPTやGemini等の複数生成AIを使う人が口をそろえて推奨するのがClaudeです。

また、パワーポイントファイルも同時に作りたい場合には、Felo/フェロ/https://felo.ai/ を使いましょう。

2.どんなプロンプト/指示文を書くとよいか
一般論ではなく、自分の会社に合った内容を生成AIに作らせるためには以下のようなプロンプトを使ってみましょう。以下は私の会社である株式会社スプラムの場合を想定しています。

#指示
2025年の社内向けの年頭挨拶を作る。

#文章に使うキーワード
世界経済の動向
日本経済の動向
日本の中小企業の動向
経営コンサルティング/中小企業診断士業界の現状
2024年の株式会社スプラム https://www.spram.jp/ の成果と課題
2025年に取り組む重点事項

#条件
話し手は代表取締役 竹内幸次とする。
10分間ほどで話せる内容とする。
聞き手がやる気に満ちるような、明るい雰囲気で終わらせる。

3.より完成度を高めるためのポイント
一度のプロンプト提供で満足する文章ができることは稀です。以下のような追加プロンプトを提供しましょう。

例)
・さらに文書にグローバル始点を加えて。
・さらに業界がもっと厳しい状況であることを表現して。
・さらに4月には賃金アップする方針であることを加えて。


▲2025年の年頭訓示を生成AIに作らせよう


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年2月14日に中小企業講演「デジタル活用2025~ITは経費削減から市場開拓へ」を京都総研コンサルティング/2024年度次世代経営者塾で行います。

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