インバウンド対策のポイントは迎合しないこと

アフリカ全土向けデジタル活用講演


AOTS主催でアフリカ全土向にデジタルマーケティングをテーマにオンライン(Zoom)講演しました。


 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県小田原市の中小企業のコンサルティングをします。

今日はインバウンド対策のポイントは迎合しないことについてです。

【インバウンド対策のポイントは迎合しないこと】作成 中小企業診断士 竹内幸次

訪日外国人を顧客にしようとする動きは大都市や観光地のみならず、今や地方都市やまったく観光地ではない全国地域にまで広がっている。本来は訪日外国人を頼らなくても十分に経済が回る日本にするべきだが、人口減少が続き経済力が低下している日本では訪日外国人に頼らざるを得ない。

インバウンド市場への対応法も様々だが、まず1つ押さえておきたいことは「迎合」のマネジメント。迎合とは「自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること」。つまり自社や自店の方針を曲げて訪日外国人に合わせること。0か100かと極端な議論ではなく、自店の従来の魅力をどの程度維持し、どの程度を訪日外国人に合わせるかということ。

例えばホテルや旅館の朝食のメニュー。ご飯を左に置き、みそ汁を右に置き、焼き魚と海苔と卵や納豆。ごく一般的な日本の朝食のメニュー。このメニューにどの程度が訪日外国人向けに一部変えるのかを考えよう。

ちなみに、先日訪問した東京都台東区の「澤の屋旅館/http://www.sawanoya.com/nihonngho.html」では、朝食の一番人気は「おにぎり」であった。日本の米のおいしさ、多様な具、持ち運びできる携帯性、見た目の可愛らしさが人気を得ている。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年2月18日に中小企業講演「中小企業のWeb活用2025完全マスター~進化するSEO、SNS、生成AIで高収益経営へ」を東京都中小企業振興公社で行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「インバウンド市場を狙ったSNSの活用法」記事