ここまで落ちぶれた日本を立て直すのは中小企業だ!

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都中央区の中小企業のコンサルティング、東京都新宿区の中小企業のコンサルティング、三鷹商工会/新年会新春講演会で中小企業講演「最近のインターネットの動向と中小企業の経営革新の必要性」を行います。


中小企業診断士 講演
▲三鷹での経営革新講演です


今日は本日の講演に関連してここまで落ちぶれた日本を立て直すのは中小企業だ!についてです。

【ここまで落ちぶれた日本を立て直すのは中小企業だ!】作成 中小企業診断士 竹内幸次

テレビや新聞を見ない若者であっても、さすがにここまで日本経済が堕落すれば、日本はダメになる…と感じはじめているだろう。とくに最近の1人あたりGDPが韓国に抜かれ、近く台湾にも抜かれるというニュースや、以前成長の事例研究対象であった日本が凋落の事例として世界から研究されていることはショックである。

日本凋落の理由は、人口減少や高齢化、前例主義、女性や高齢者の活用の遅れ、成長や未来を夢見る文化醸成の欠落、政治の腐敗、そして我々中小企業の経営革新の遅れ。

経営革新は補助金をもらうためでも、自治体から認定を受けるためでもなく、自社の未来のために新しいことに挑戦すること。社内会議で対面Zoomも使わず、会議にパソコンも持参せず紙のコピーを配り、来客時に業務を中断してお茶を出すのはきまって女性。パソコン内のファイルを探すのに数分も費やし、ホームページの更新は外注依存のため更新されず、生成AIも「わーすごい」で終わり実務に使うアイデアを練ろうともしない。これでは経営革新は1ミリも進まない。

逆に言えば、我々中小企業は経営革新の伸びしろが大きい。補助金や認定は経営革新ではない。今日の、目の前の業務を見直し、未来志向で少しでもいいから変えていくことが経営革新だ。

経済指標だけでなく、経営者も従業員も皆が希望を感じて、明るく、豊かな気持ちで生活できる日本にしたい。その役割は中小企業、この瞬間の経営者の意識に課せられている。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。

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