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ファクトチェック機能廃止で広がるSNS懸念

 


中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都瑞穂町の製造業のコンサルティング、東京都千代田区の中小企業のコンサルティング、東京都府中市の中小企業のコンサルティングをします。

今日はファクトチェック機能廃止で広がるSNS懸念についてです。

【ファクトチェック機能廃止で広がるSNS懸念】作成 中小企業診断士 竹内幸次

日本経済新聞2025年1月8日記事「メタのファクトチェック終了 日本の監視議論に後退懸念」/https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC082M70Y5A100C2000000/ にあるように、フェイスブックとインスタグラムを運営する米国メタ社によるファクトチェック機能の廃止に衝撃を受けた人は多い。

ここ数年、世界各国でファクトチェックを導入する傾向があり、日本でもFactCheck Navi/https://navi.fij.info/ がスタートしている。さらに、生成AIを使ったGenspark/ジェンスパーク/https://www.genspark.ai/ にもファクトチェック機能が実装されている。

事実の判定は難しいが、一定の基準での事実判定は可能であり、SNSを安心して見れる、読める、理解できるために効果を発揮してきた。

そのファクトチェック機能を米国メタ社が廃止する。懸念される影響はSNS上の偽情報が増えること。偽情報を信じて正しい情報の方が逆に偽情報と思われてしまうこと。このことを利用したAIによる自動投稿が増えること。そして最終的には人々の価値観が分断され、不安が増えること。

今後もSNSの動向を注視していきたい。


スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

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